ELECOM Nintendo Switch 2 コントローラーパッド ロング MP-NSGFLBK レビュー
Nintendo Switch Liteをメインにプレイしている筆者が、長時間のプレイでも快適に遊べるコントローラーを探していたところ、ELECOMから発売された「Nintendo Switch 2 コントローラーパッド ロング MP-NSGFLBK」に興味を持ち、購入してみました。今回は、このコントローラーの使い心地や特徴について、詳しくレビューしていきたいと思います。
開封と第一印象
まず、パッケージを開けた瞬間の第一印象は、「しっかりとした作り」というものでした。 acrylonitrile butadiene styrene（ABS）樹脂で作られた本体は、手に持った時に適度な重みがあり、安っぽさを感じさせません。カラーはブラックで、落ち着いたデザインがSwitch本体とも馴染みやすいです。付属品は、本体とUSB Type-Cケーブル、そして説明書のみとシンプル。
デザインとグリップ感
このコントローラーの最大の特徴は、その「ロング」という名にふさわしい、手にすっぽり収まるような形状です。純正Joy-Conとは異なり、手にフィットするエルゴノミクスデザインが採用されています。特に、グリップ部分のカーブが絶妙で、長時間握っていても疲れにくいのが実感できました。親指が自然とスティックに収まる位置にあるのも、操作性を向上させているポイントです。
ボタンとスティックの操作性
ボタン類は、ABXYボタン、十字キー、L/Rボタン、ZL/ZRボタン、そしてHomeボタン、Captureボタン、+ボタン、-ボタンと、純正コントローラーと同等のものが搭載されています。それぞれのボタンは、「適度なクリック感」があり、押し間違いや誤入力を防いでくれます。特に、ABXYボタンの反応速度は速く、アクションゲームなどでの入力遅延を感じさせません。十字キーも、独立したパーツで構成されており、格闘ゲームなどでの正確な入力をサポートしてくれます。
スティックは、純正品と比較しても遜色ない精度と滑らかさを誇ります。360度どこにでもスムーズに倒すことができ、微細な操作も可能です。デッドゾーン（スティックを傾けても反応しない範囲）も適切に設定されているようで、FPSなどの繊細なエイムが要求されるゲームでも、ストレスなくプレイできました。スティックのトップ部分には滑り止めの加工が施されており、汗をかいても滑りにくい点も評価できます。
機能面
このコントローラーには、「連射機能」が搭載されています。これは、特定のボタンを連射モードに設定できる機能で、シューティングゲームなどで非常に役立ちます。設定方法も簡単で、説明書を見ながらすぐに使いこなすことができました。連射速度の調整も可能なので、ゲームに合わせて最適な設定を見つけることができます。
また、「ジャイロセンサー」と「加速度センサー」にも対応しているため、ゼルダの伝説シリーズのような、コントローラーを傾けて操作するゲームも問題なくプレイできます。これらのセンサーの感度も良好で、純正コントローラーと同等の精度で操作できました。
バッテリーと充電
内蔵バッテリーによるワイヤレス接続が可能で、一度の充電で「長時間プレイ」できるのが魅力です。具体的な使用時間はゲームの内容や使用頻度によって変動しますが、丸一日遊んでもバッテリー切れの心配はほとんどありませんでした。充電は、本体に付属のUSB Type-Cケーブルを接続するだけなので、手軽に行えます。充電中にプレイすることも可能です。
接続性
Nintendo Switch本体との接続は、Bluetoothで行います。ペアリングも一度行えば、次回からは自動的に接続されるため、煩わしさは一切ありません。有線接続にも対応しており、万が一ワイヤレス接続に不安がある場合や、充電しながらプレイしたい場合には便利です。ただし、このモデルは「代金引換配送不可」となっているため、購入時には注意が必要です。
まとめ
ELECOM Nintendo Switch 2 コントローラーパッド ロング MP-NSGFLBKは、純正コントローラーに加えて、より快適なゲームプレイを求めるユーザーにおすすめできる製品です。特に、長時間のプレイでも疲れにくいエルゴノミクスデザイン、精度の高いボタンとスティック、そして便利な連射機能は、ゲーム体験を大きく向上させてくれるでしょう。Switch Liteユーザーはもちろん、据え置き機としてSwitchをプレイする際にも、その恩恵は大きいと言えます。価格帯も比較的手頃でありながら、品質も高いため、コストパフォーマンスに優れたコントローラーと言えます。「握りやすさ」と「操作性」を重視するなら、ぜひ一度手に取ってみる価値のあるコントローラーです。
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